観劇記 Mamma Mia!
10/14(Fri) 17:00~ @Prince of Wales Theatre
座席:stall B-27
最初に断言しておきます。
私はこの舞台が観たくてロンドンに行きました!
しかも今回で4度めでございます。
Mamma Mia! は、Prince of Edward Theatreでオープニング・上演されていたのですが、昨年6月からPrince of Wales Theatreに舞台を移しました。リニューアルされたPrince of Walesの杮落としということなんですけど、劇場はEdwardに比べると小さいです。小さいということは客席数も少ないわけで、人気演目にも係わらずチケットが取りにくいということに更に拍車がかかってます。
舞台も狭いです。しかし、セットは同じままなので、舞台はオーケストラピット全体を覆って最前列の客席ギリギリまで張り出しています。しかもそのギリギリまで装置がきたり、役者が移動してくるので、最前列の席になると文字通り「目の前で」ドタバタされてツライものがあります。ちなみに私の席は2列めのド真ん中。これでもキツイです。
オーケストラピットまで狭い。ドラムスは入るスペースがなくて別室にいて、指揮者とはモニター越しに演奏するハメに。そういう事情のため指揮者の席は客席最前列中央(つまり私の目の前)に設けられてて、指揮者は開演直前に「ちょっくらごめんなさいよ」ってな感じで客席内を通って位置に着きます。
ロンドンの劇場の座席の配置は横長になっていて、小さい劇場になると縦の通路がないものが多いです。つまり、劇場中央の座席の人がその席に着くには、列の端から入っていくわけで、となると、既に着席している人はその人を通すためにいちいち席を立たなければならないんです。「sorry」「excuse me」を連呼しながらようやく席にたどり着くというワケ。
さて、舞台です。
17:00開演ですが「マチネー」なんです。スゴイですねー。この後ソワレ(夜の部)は20:30からなんですよ。マチネー終演が19:30頃ですから、賞味1時間の休憩ですぐ次の部の開幕ですから。役者さんたち、大丈夫なんでしょうかねえと思わず心配しちゃいます。
で、「マチネー」なので、覚悟していたとおりにキャストの変更がありました。
主役のドナと、ロージー、ハリーが別キャストでした。残念!
特にロージーには、オーストラリア版のオリジナルキャストの女優が配置されていただけにがっかりです。(別に以前に見たからいいんだけどさ)
やはり「オリジナルキャスト」は違うンですよー。
ドナの相手役となるサムには、オリジナルキャストではありませんが、初演当時から出演しているSimon Slaterが。この人のサム役は通算3度めの観劇なので私にとってはオリジナルキャストも同じ(^^ 実はこのSimon Slater本人は作曲家でもあって、ショーン・ビーン主演の「マクベス」の音楽もこの人です。
今回のハリー役のPeter Challisも以前にビル役で知った顔なので問題なし。
ヒロインのソフィは20歳で、母親のドナと二人暮らし。父親のことは知らされずに育ちましたが、彼女は近く結婚をするので、結婚式に父親に出席してほしくて母親の日記を盗み読みし、父親候補と思われる男性3人を母親に内緒で式に招待するところから舞台は始まります。
男性3人は母親ドナからの招待と思ったままやってきます。ソフィは彼らが来ればその中の誰が自分の父親なのか分かるだろうと思っていますが、3人ともがそれぞれに自分が父親だと名乗りを挙げてしまい事態はややこしいことになります。果たして無事に結婚式が挙げられるのでしょうか、というのが大まかなストーリー。
Mamma Mia!は、音楽が全編ABBAのヒット曲が使用されていて、それがストーリーと無理なく合っているところがミソです。歌詞もほとんど変更されていないので、「このシーンでこの曲を使うのかあ!」とニヤリとしたり思わず笑い出してしまうところがこの舞台の最大の魅力です。しかもそれを歌うのは、主役となる男女6人が40代のオバサン、オッサンたち。とにかく彼らが魅せてくれます。中年たちがガンバっているので、共演の若手も俄然負けじとパワー全開で飛ばします。
若い層にはQUEENの曲を使った「We Will Rock You」が人気なのに対して、こちらは30代以上の観客に好評です。曲想が自分たちの育った年代とマッチしているのと、娘を嫁に出す母親の心境にホロリとさせられるシーンがあったりするせいでしょうね。
一緒に歌を口ずさんでいる観客も多いです。
カーテンコールは観客総立ちで「Mamma Mia」「Dancing Queen」「Waterloo(この曲はアンコール時のみ)」を歌い踊ります。
とにかく楽しい舞台です!
日本でも劇団四季がロングランしていますが、こちらは翻訳されちゃってますのでね(^^;
歌詞とストーリーのマッチングの妙がいまひとつ伝わりづらいのが惜しいです。一緒に歌えないし。
ちなみにこの舞台、2幕めの開幕時は、いきなりものスゴイ音響の曲で始まるので指揮者を注意してみていないとかなり驚かされます。マジで。心臓に持病のある人ならショック死するよってなほどに。
そのせいでしょうか、今回は2幕めにも開幕のアナウンスがありました(^^;
| 固定リンク
「イギリス」カテゴリの記事
- 観劇記 Mary Poppins(2005.10.23)
- Michael Ball の新作アルバム!(2005.10.25)
- しぼみゆく風船。(2005.11.02)
- 観劇記 The Woman In White(2005.11.02)
- trick or treat!(2005.10.31)
「ミュージカル・舞台・俳優」カテゴリの記事
- 驚いた、驚いた。(2009.05.28)
- 見逃すな!(2009.06.22)
- ケビーーーン!!!(2008.12.27)
- 観たいなぁ。(2008.07.01)
- 雀のジャックはキングの足元にも及ばんよ。(2008.04.15)


コメント